100社訪問キャラバン隊

2012-04-20 (金)  進興電気工業株式会社

【第108回】進興電気工業株式会社
【関連URL】http://shinko-heater.com/
【住所】〒708-1526 久米郡美咲町高下291-1
【電話】(086)954-0046 【FAX】(086)954-0048
【代表取締役社長】小泉二朗
【事業内容】液体加熱用ヒータ、気体・固体加熱用ヒータ、各種ヒータ機器、防爆電気機器の製造・販売
【訪問日時】平成24年4月20日(金) 13:30〜15:30

   概要
     http://okayama-sangakukan.jp/uploads/photos/648.pdf

結果の詳細内容はこちら

参加研究者


岡山大学
・産官学融合センター長(精密機械加工(研削加工)、MOT(知的財産))
岡山県立大学
・助教(材料強度、複合材料、構造解析、騒音・振動)
・産学官連携コーディネータ(食品関連技術)
岡山理科大学
・教授(金属材料、加工・熱処理)

参加者の声


・支援希望内容なども既にまとめられており、身のある議論が出来て良かった。こういう機会は大学の研究者にとって有り難い。

・同社の生産現場は、多くの工程で機械化が難しく、従業員各自の熟練技能が同社製品の品質維持につながっていると感じた。また、価格競争に 陥りがちな民生品は手掛けず、高品質が求められる業務用に絞った戦略は、同社の高い技術力を支えているといえよう。

・産業用電熱ヒーターの専業メーカで、一連の工程を自社生産することでコスト競争力も維持している企業であった。事前に課題を提出されており、その詳細な説明も行われた。水加熱ヒーターの故障に至るまでの解析も自社で十分行われており、大学との連携で解決の糸口を見いだすことも可能ではないかと感じた。

・業務用のため全数検査による品質保証であるが、産学官連携による環境シュミレーション技術の蓄積が用途拡大には重要と感じた。

・品質を重視し製品にこだわり、高い技術レベルを維持されていることが良く理解できた。課題については、コストとの兼ね合いだと思うが、一つブレークスルー技術(アイデア)が大学側から出ないかどうか検討させていただきたい。