100研修室訪問

2009-12-17 (木)  第43回100研究室訪問(吉備国際大学)

1.日時 平成21年12月17日(木) 午後2時〜午後4時
2.場所 高梁市伊賀町8番地
      吉備国際大学 保健福祉研究所棟
3.講師 保健科学部 加納良男教授、河村顕治教授      
4.テーマ 保健福祉研究所のリハビリテーション先端科学研究のご紹介

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参加者


7名(5社)

参加者の声


・今回訪問させていただいた吉備国際大学保健福祉研究所では、リハビリテーション先端科学研究として、細胞・分子レベルの最先端の基礎研究と、健康増進と障害予防のためのバイオメカニクスの臨床研究を総合的に行っており、また、地域と連携をはかり行っている健康教室や先進的な機材を用いて体力測定などは好評を得ているとのこと。実際に器具や測定装置を体験させていただいたが大変興味深かった。

・加納先生が取り組まれている、プロポリスが培養神経細胞に及ぼす影響についての企業との共同研究は、今後さらに研究が進めば、認知症や神経機能障害の治療に役立つ可能性があるとのことで、凄いと感じた。動物実験飼育設備、組織培養解析設備等の研究環境も大変充実していると感じた。

・河村先生が研究に用いられている、ランニングやウオーキング時の足圧分布解析システムは、足の動き、踵からつま先への体重移動の様子が画面に視覚的に表示され、非常に良くわかる。これは、高齢者の歩行時の転倒防止対策とか、ウォーキングシューズの開発とかに活用できそうだ。

・3次元動作解析システムは、ゴルフスイングをはじめスポーツ等、体の動きをコンピュータでリアルタイムに画面表示し、解析ができるもので、本来は目に見えない体の重心の位置も画面では表示され、実際に見てみて、その凄さに驚いた。